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病み姫セルフヘルプ【うつ病ラボ】

女性が自分でうつ病やパニック障害、依存症を克服するためのブログ

私もやってみました!対人関係療法

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数年前、摂取障害について調べなければいけない仕事があり、自分自身も10代は摂取障害だったのですが、はじめて客観的に知識として摂取障害について学びました。

 

その際、書籍も数冊読んだのですが、一番わかりやすかったのが精神科医水島広子先生の著書でした。それからすっかり水島先生の著書にはまり、先生の本を何冊か読みました。その中で特に面白かった本がこの本。

 


『自分でできる対人関係療法

水島先生はこの本の冒頭で

 

“私は精神科臨床の経験から、またいろいろな方からの相談事の解決を通して、対人関係健康なら心も健康であり、対人関係に自信があれば人生にも自信が持てる、という結論に達してきました”

 

と書かれています。

 

確かに私もクライアントさんからのご相談や友達、家族から聞くストレスや悩み事の大半は人間関係によるもので、私自身も、子供の頃の記憶を遡ってみると、今日まで悩みが大きかったのは人間関係だったと思います。


もちろん、お金のことや仕事、健康のこともありますが、
人間関係…家族、親子、夫婦、親戚、友達、近所の人、仕事関係の人…は自分一人の問題ではなくて、相手があるものですから、結構悩みが大きくなりがちです。

 

この本の中にある“対人関係療法”は、自分にとっての「重要な他者」との関係を改めて考えてみることから始まります。

 

既婚者であるならば、配偶者
未成年の方なら親
経済的に自立している未婚の人ならば恋人、親友、親

 

が「重要な他者」ということになります。

 

 

心に問題を抱えている人の場合、この「重要な他者」との関係が良好でない場合が多いようです。

1.「重要な他者」との間にどのくらい交流があるか。量と質はどうか書き出してみる。
2.自分が相手にやってほしいと思っている期待のうち、満たされているものと満たされていないものは何か、書き出してみる。
3.「重要な他者」との関係で満足できる部分と、不満な部分を書き出してみる。
4.「重要な他者」との関係を変えるためには、どのような方法があるか書き出してみる。(自分自身が行動を変えるか、相手に行動を変えてもらうか)

 

4について考える際、
・自分の相手に対する期待を変える
・相手の自分への期待を変える
・コミュケーション方法を変える

この3つの可能性を思いつくままに書き出します。

 

書き出すことによって、今まで漠然と相手に対して抱いていたネガティブな感情の源がはっきりします。そして大切なことは、相手ときちんと言葉で伝えあうこと。

 

「言わなくてもわかるだろう、わかってほしい」

 

と思っていても、言葉にしなければ相手には中々伝わりません。例えば奥さんは旦那さんに家事や育児を手伝ってほしいと思いながら、言葉では伝えずイライラだけを旦那さんにぶつけてしまうと、旦那さんは自分が何に対して怒られているのか分かりません。旦那さんも勝手に「妻は自分のことが嫌いになったのかも」と思い込み、実は家事をもう少し手伝えば奥さんの気持ちは満たされるということに気づかないままでいることになります。

 

私もよくクライアントさんから「あの人には言っても無駄だから言いません」
という言葉をお聞きします。けれど、意外と自分の本当の気持ち、想いを相手ときちんと話しあっておらず

「相手に自分の気持ちはわかっているはず」

「相手はこう思っているに違いない」

という思い込みの場合が多くあります。

 

私も改めて夫との関係を見直すために書き出してみました。

 

私の場合は夫と一緒になってから本当の心の平穏を得られたように思います。
私は夫以外の人で本心や悩みを打ち明ける相手がいなかったのです。

 

学生時代の親友には何でも話してきましたが、やはり「重要な他者」である両親との関係が希薄でしたし、親友も結婚して家庭を持てば「重要な他者」が親友の私から旦那さんになります。

 

自分の持病のこと、子供のこと、仕事のこと、お金のこと、全部悩んだ時に話せるのはやはり夫です。

 

重要な他者との関係が良好であれば自尊心を持つことができる、自尊心がちゃんとあれば、人間関係のトラブルは起きにくくなります。

 

自尊心が低いと、人の言葉にいちいち敏感になって傷ついたり怒ったりしてしまいますからね。

 

私も結婚するまでは人間関係に過敏で本当に疲れ切っていたと思います。

 

それが摂取障害や自傷行為に繋がっていたのかもしれませんね。


本書にはほかにも人間関係のそれぞれの問題への取り組み方が書かれています。


「自分は特に問題ない!」
と思っている人も改めて考えてほしいなと思います。

 

意外と人間関係には関係なさそうに思える問題も根源は人間関係だったりして。

 

問題解決の糸口になるかもしれませんよ(^^)