うつ病ラボ~本当の自分を取り戻す☆活かす方法~

本当の自分を取り戻す☆活かす方法

女性は依存症になりやすい?

うつ病と依存症は切っても切り離せない関係があります。

 

うつ状態の時には何かに依存しやすいですし、逆に何かの依存症に陥っている時のほとんどがうつ病を併発しています。

 

うつ病や依存症は、現代においては誰でもかかる可能性のあるものです。


まず依存には3つのタイプがあります。
1.物質に対する依存症…アルコール依存症、煙草依存症、薬物依存症、など
2.行為に対する依存症…買い物依存症メール依存症、など
3.人間関係に対する依存症…恋愛依存、親子の依存、など


依存症は単に“意思が弱い”から陥ってしまうものではありません。依存症によっては女性の心と体の仕組みが、男性よりもかかりやすい場合があります。女性が依存症になりやすい理由はどんなことがあるのでしょうか。

 

1.女性はホルモンの変動が大きい
依存症は心の状態が大きくかかわっています。うつ病から依存症を併発してしまうケースが多々あります。女性は男性の2倍うつ病にかかりやすいと言われています。それは月経や更年期障害、産前産後、授乳など女性特有のホルモンバランスの変動が大きく関わっています。また女性は子育て、介護、家事、仕事の両立の中で多くのストレスにさらされやすい立場でもあります。うつ状態からアルコール依存、買い物依存、子供や夫に依存してしまうことがあります。

 

2.男性よりも解毒の機能が劣る
女性は体の構造やホルモンなどの関係上、男性よりも解毒の能力が劣ります。たとえばアルコールの場合、男性と同じ量を摂取しても女性の方が血中のアルコール濃度が上がってしまいます。物質に対する依存の場合、女性は男性よりも少量でも依存症に陥りやすくなります。

 

3.女性は男性よりも保守的
生物学的に女性は男性よりも保守的であると言われています。それは古代から男性は外で狩りをする一方、女性は妊娠・出産をし、家を守る役割があったためです。男性に守られたい、大切にされたい、尊重されたいという思いが強くあります。そのため恋愛依存や子供や配偶者への依存は男性よりも女性の方が陥りやすいと言われています。

また男性の意識はいつも仕事など外に向けられていますが、女性の意識は自分自身の内側に向きやすい傾向があります。“美しくありたい”“人の役に立ちたい”“誰かに必要とされたい”という願望が満たされない時、恋愛依存や摂取障害、アルコール依存症買い物依存症になりやすくなります。

そして育った環境はその後の人生に大きな影響与えます。たとえば両親の不仲、厳しい躾、父親のDVや依存症などがある家庭環境の中で育つと心の底にいつも“ありのままの自分のままでは愛されない”“自分はいらない子”“自分は人の役に立てない子”という思いがあり、自分に自信が持てずにいます。その自信のなさから虚無感、淋しさといった気持ちを募らせ、満たすために何かに依存してしまいます。

 

以下の傾向が強くある女性は依存症に陥りやすいので気を付けてください。
・いつも理由なく満たされていない感じがする
・家族から必要とされていない気がする
・自分に全く自信がない、劣等感でいっぱい
・いつも頑張っていないと人から必要とされない感じがして休めない

 

自分が依存症かもしれない、または依存体質かもしれない、と思った時にどんなことを心がけていったら良いでしょうか。

 

依存症に陥ってしまう人は、基本的に自立できていない傾向にあります。自分の価値が“他人が自分を必要としているか”が基準になってしまい、自分の存在価値が他人次第になってしまいます。そのため、自分がかけた以上の愛情が相手から返って来なかったり、相手が思い通りに動いてくれなかったりすると大きなストレスを受けてしまいます。

 

まず自分がどうしたいのか、を自分で考えて行動するようにします。

 

また自分に自信を持つことも大切です。誰もが長所ばかりではなく、短所も不得意なところもあります。また万人から愛される人もいません。自分の至らないところや短所ばかりに意識がいきやすいですが、自分の良いところや長所、得意なことを自分自身で認めて生かすようにしましょう。


そして育った家庭環境が不安定だと、女性は自分を責めてしまいがちです。“自分が悪い子だったから”“いらない子だったから”だとは思わずに、その時みんなが最善を尽くした結果だと捉えるようにします。


このように、依存症は決して心の弱さや性格によるものではありません。

 

女性は生きていくために大切な、女性特有の生物学的な性質、身体のしくみによっても依存症に陥りやすくあります。

 

自分が何かに依存していると感じた時、本当に自分が望んでいること(もの)は何か、自分と向き合うチャンスでもあるかもしれませんね。